私が開催している潜在意識の講座について

長らく否定的だった息子が、受講したいと言ってきたのでレクチャしました。

 

先に実施した娘は、心理学部出身なので

潜在・顕在意識などの基本知識があり、説明は簡単でしたが

息子は全て「何それ?」なのですが

改めて理解の仕方って、人それぞれだなぁと思いました。

 

彼は直感が強い右脳タイプなのですが

子どもの時から言語に厳しくて(笑)、

間違った日本語の使い方を酷く嫌います(;´Д`)

 

なのでクライアントさんに解説する時の

100倍くらい慎重に(笑)、言葉を選択して

解説をしました。

 

私が話をしている間、

彼は一言も口を聞かず

一切のメモを取らず

でも、全神経を集中しているのが分かります。

 

私が一呼吸おくと

彼が一言発します。

「不要な意識だけ取るのね?」

 

心の中で「ほー」と思います。

2分程の解説の中で「不要な意識」というWordは使っていません。

 

彼の中でたった2分で

「潜在意識の変換」とは「不要な意識を取ること」という

自分の言葉に整理されたのです。

 

これは実は脳科学的にいうと

素晴らしい反応なのです。

 

初めて聞く情報に対し

批判・否定・理解できない等のジャッジメントを加えず

右脳だけで直感的に受け取ったあとに

自分の言葉、自分が理解できる表現を

左脳を行使して言語化する。

 

このように右脳と左脳を

瞬時に

相互に

使うことが深い理解となるのです。

 

 

脳科学の実験で、この右脳左脳の相互の動きが強化されている人は

両者を繋ぐ「脳梁」が発達していることが

確認されています。

 

彼は一瞬にして深い理解を得た

その直後に

自分自身の潜在意識の深い深い意識まで

掘り下げに行ってしまいました。

 

いきなり深い意識まで掘り下げることは

コーチングやカウンセリングでは

危険な事で、やってはいけないことで

プロは決してやりません。

 

私はもう3万回以上セッションをしていますが

本人が一瞬で掘り下げるなんて

初めての体験だったので

正直焦りました。

 

彼の次の一言は

「自分の本質を取ったら、自分じゃなくなる?」

 

私は、そこまで行ったの?とまたまた焦りながら

「本質は取れない仕組みになってる」と。

 

彼「自分の大切な本質をちゃんと知る必要があるね」

私「そうだね」

彼「一晩考える」

私「分かった」

 

翌日の講座※の3日目で

本質についての話をしました。

彼のプライバシーがあるので、ここには記載しませんが

彼なりの整理が完了し、講座は無事終わりました。

 

※今回はマンツーマンで夜間の開講でした(;´Д`)息子とはいえ、規程の15時間は必要です♪

 

 

私は仕事柄、理解や習得の個人差について常に研究していますが

息子を通じて、脳の使い方がやっぱり重要!と一人興奮しています(笑)

知らないことがあるって素晴らしいですね~♪今日💖あなたは何を理解しますか?素敵な一日を過ごしてくださいね♪