京都2日目：安倍晴明神社と陰陽師に関する誤解

初日の夕食は三条にある京懐石の「田ごと」さん、湯葉ごお膳は、夜でも2700円（税別）と、とってもお手軽。その後、ワインと長いおしゃべりを堪能し、ようやくチェックイン。入浴後、即就寝。入眠時間は2秒（妹談）

参門からして、違いますね～、わくわくします💗

この狛犬と2ショット写真を撮っ田のですが、嬉しすぎて、とんでもなく阿保づらで、とても掲載できません(￣▽￣;)

境内のご紹介は簡単に終わりにして(笑)、本題です♬

陰陽師は、漫画やゲームにも多数登場しているそうで、その影響なのか、化け物退治する怖い人と思っている人が多くて驚きます。

陰陽師とは、平安時代の宮廷の中務省（なかつかさしょう）の陰陽寮での役職名称なのです。

そう、陰陽師は、今でいう国家公務員なのですよ(笑)

具体的な職務内容は、天文学、方位学、易学、暦学に基づく都市計画や、暦、行事の作成で、その発展というか延長線上に、お祓いや祈祷があったそうです。

その祈祷などで、帝（みかど）の重篤な病を治したりすると出世するという、仕組みだったのです。

晴明さんも一条天皇の病を治して一躍出世した逸話がありますね。平安時代ですから、ほんの1000年前の日本の話です💗

諸説様々ですが、晴明さんは85歳まで生きたという記録もあるそうで、当時の男性の平均年齢は35歳くらいですから、脅威的ですが、なんだか納得できる私がいます(笑)

陰陽師に興味関心が無い方にも、是非知っていただきたいのは、

陰陽の教えが好きな理由は、宇宙の真理を表現しているから。

陰陽の教えとは、

物事には、すべて陽の面と陰の面の二つがあり、すべては

表裏一体で成り立っているという考え。

これは、単なる白と黒の2面性を表現しているのではない。

この黒い部分にある白丸を「陰中の陽」、白い部分にある黒丸を「陽中の陰」といって

どんな黒いものにも、必ず白い面がある、同時に、どんなに白いものにも、必ず黒い面があるとう考え。

私の理解では、陰陽の教えは、単なるネガティブ・ポジティブというような、平面的な考えではなく、立体的なもの。

陰陽図を2次元でなく、3次元で捉えると

あなたの位置から、白に見える事象も、違う角度から見たら、黒だという考えを持てる。

この意識で、あなたの日常を観察できると

どんなネガティブで辛い事も、平凡な出来事も

ポジティブで幸せで、ワクワクに満ちた出来事に自由に変換できるようになる。

例えそれが、

誰もが哀しむ肉親の死であっても

そこに、かけがえのない美しい光を見出すことができる。

今日も私は、素晴らしい日常を体験しました。

そして

今日この日を決して忘れないよう

今日、自分史上最高の夕陽を見せて貰いました。

それは、まるで誰かの魂のような、燃えるような色でした。

今、この一瞬を大切に生きようと、珍しくお酒を飲まずに思っています。

今日も読んで下さってありがとうございました。