大事なことは、全て子どもから学んだ私が、唯一、育児において、注意したこと。それは、私の色を加えずに、「そのまま」育てること。
「そのまま」育てよう
産まれた時から、現在まで、ずっと思ってきた。
決して、変えてはいけない。
- まりちゃんは、まりちゃんのまま。
- こうちゃんは、こうちゃんのまま。
- たいちは、たいちのまま。
もって生まれた全てを 一つも 損なうことなく 「そのまま」育てよう。
そう決心したことを、よく憶えている。
子ども嫌いだった私が、母になったとき、幸い私には、何の予備知識もなかった。
だから、「●歳児は●●ができる」みたいな知識はゼロ。
だから、標準的な成長曲線にも、興味がなく(笑)
8か月で生まれてた息子は、凄ーーーく小さく、背の順では、生涯一番前(笑)
娘は、成長が早く、大きかったから、2歳違いというと、誰もが驚いた。
でも、心配もなかった。
子どもにも、それぞれ、ただ個性があるだけだ。
圧倒的な個体差がある。
同じ両親から産まれた二人が、あまりにも違うことで、私はその「個体差」に疑問の余地すら持たなかった(笑)
だって、本当にあまりにも違う。
本当に私の子?と思ったくらい。
悪魔よりドエスだった私から(笑)、天使よりも優しい子が産まれた(笑)、しかも優しさのタイプが全然違う。
だから、その個性は、圧倒的な、生れながらのものなのだ。
だから、とにかく
壊さないように
個体差をそのまま
大切に育てようと
心から思った。決意みたいな強い意志だった。
そうして3人とも、「そのまま」育った。成人しても、小さい頃と、少しも本質は、変わらない。
本当に良かったと思う
役割を果たせたと、思う。
なんの役割かって?
それは
いつかは、世に返すだからパピーウォーカー
私は養育者は、パピーウォーカーだと思ってる。
パピーウォーカーとは
パピーウォーカーは、盲導犬候補の子犬を約10ヵ月間、家族の一員として迎えていただくボランティアです。この時期、子犬の「社会化」が重要なポイントとなります。電車や車の音、雨や雪、人混みなど、人間社会で様々な経験をするために、色々な場所に一緒にでかけ、人間と生活する喜びを経験します。たまにはいたずらもするけれど、子犬は家族と共に様々な経験や出会いをする中で、社会や家庭の中で暮らすためのルールを学んでゆきます。その過程で、人間に対する親しみと信頼感が築かれ、将来目の不自由な方との生活がスムーズに送れるようになるのです。
人間社会の中での良きパートナーとなれるように、スタッフの指示のもと、パピーたちに様々なことを教えていただきます。
日本盲導犬協会のHPから抜粋しています。詳細はHPを参照くださいね。
私が子どものころ、亡き父が熱心にパピーウォーカーの活動に参加していた。2回、パピーウォーカーをし、2回とも盲導犬として合格し、二度と会えなかった。とっても泣いたことを憶えている。
子どもを育ているとき、私はいつも、私はパピーウォーカーをしている、と思っていた。
いつか、この子達を世に送り出すために、私は一時的に預かってる。
犬より人間の子は、期間が長いだけだ。
だから、いつも思っていた。
何歳まで、一緒にいられるのかなぁ。
ふわふわのラブラドルレトリバーが出ていったように、この子達も、いつか出て行って、帰ってこない。
そう思うと
毎日は奇跡毎日は感謝でいっぱいなのです。
今の一番の心配は、甥っ子の就活です~~~~~ひーーーんでもね、結局は、私は彼を信じている、だから大丈夫なのです。
愛することは信じること、なのかもね♪
あなたは愛する人を信じていますか?
あなたは自分を信じていますか?
あなたが今日も素晴らしい一日を過ごしていますように