「①大切なことは全て、我が子から学びました」の続きです。その記事はこちら。

待つことの大切さ

 

この「待つ」というシンプルな行為は、とても深い。

ベースにあるのが、「信じる」だからです。

 

たとえば、2歳児に対し

「一人で靴が履ける」と「信じている」から「待てる」♡

しかし

「一人で靴が履ける」と「信じていない」と「待てない」💦

あるいは、

自分自身が、子どもを待てると「信じていない」から、「待てない」💦

これは育児に限ったことでは、ありませんよね💛部下育成・友人・家族も同じことだと思うのです♡

私はこれを恥ずかしながら(;^ω^)、小さい娘から学びました。

小さいお姉ちゃんは、小さい弟が、「できる」まで、嬉しそうな顔で、ただじっと待っていました。

弟は癇癪もちで、「できない」と、直ぐに物を投げる子でした。それでも、小さいお姉ちゃんは、「やって!」というまでは、決して手を出さず、ただ待っていました。

その姿を見て、

  • 私には、あの忍耐力はないなぁ~と思いつつ
  • そうか、待ては、いつかできるようになるんだ

と、ひっそりと学んだのでした(笑)

人を信じることの大切さ

 

今、振り返ると、

何にもしないうちに、あっと言う間に、二人とも大きくなってしまった。

子ども達が小さかったころの私は、仕事は忙しく、自分自身も病気で、自分が生きるのに、精いっぱいだった。

いつも、子供たちが就寝した後に帰宅し、いつも傍にいなくて、「ごめんね」と、罪悪感もあった。

今、振り返ると、

心のどこかで、やっぱり、子どもたちを信じていたのだと思います。

 

私は子どもたちを

  • 朝、起こしたことがありません。
  • 宿題やった?と聞いたことがありません。
  • 忘れ物の確認をしたことがありません。
  • 勉強しないさいと、言ったことがありません。

それでも二人は

  • 寝坊も遅刻もせず
  • どんな時も宿題をやり
  • 忘れ物があっても、なんとか対処し
  • 勉強は真面目にしていました

「自分で出来ない事、困った事は、言ってね」とは伝えていました。

だから

「これできなーい」と言われ時には、対応していました。

勉強は二人とも中3までは、「教えてー」と言われた時には、教えていました。我が家は、塾に行かせない家庭方針だったので(笑) 理系はパパ、文系はママと分担してました。

 

私自身に、「よい子に育てよう」と意識はなく、「心配せず」ただ「信じていた」というところに、意味があるように思います💛

 

我が子が特別よい子だと、いう話ではありません(笑)、家庭方針は、家族の数だけあるのです。

ただ、「信じる」という行為は、深いなぁというお話です(笑)

 

心配することが悪い訳じゃない

 

  • 忘れ物がないように
  • 宿題を忘れないように
  • 寝坊しないようにと

心配すること自体が、悪い訳ではない。優しい気持ちだと思います。

だけど💛

忘れ物を「失敗」「駄目」「間違い」と思う必要はない、と思うのです。

だってね

忘れ物をして「困った!」という体験があるから

  • 忘れないようにしよう!と思うし
  • 怒られる!という体験ができるし
  • 誰かに借りる、という行為も体験できる

そんな風に目線を変えると、心配症の人は少し、楽になるかもしれませんね♡

なーんて偉そうに書いてますが、これも娘から学びました(;^ω^)

小学1年生の頃かな、弟が忘れ物をした時、お姉ちゃんの教室まで、借りにいったそうです。確か、体育帽だったかと。

その時小3の娘は、嬉しそうに「私に借りれるって、分かったんだよ~、賢くなったね」と。

なんか、お婆ちゃんみたい(;’∀’) と思ったことを覚えています(笑)

あなたが子どもから学べることは何?

 

実は私には、母性本能というものが、著しく欠落していて(笑)、出産するまで、一度も母性本能とやらを、自覚したことがありませんでした。だから? 付き合う男性は、とても女性的でした(笑)

だから、

娘が第一子でなかったら、

娘が師でなかったら(笑)、

私は息子を育てられなかったでしょう(‘◇’)ゞ

たぶんあなたは、私ほどは、母性本能が欠落していないでしょう(笑)だから、あなたの子どもは、うちの娘より「師」っぽくはないでしょう(笑)

それでも、あなたが子どもから、学ぶことは、

驚くほど、たくさんあるでしょう。

そこには、育児書や一般常識を、遥かに超える豊さが存在するのです。

是非それを楽しんで発見してください。

眉間に皺を寄せては、発見できません(笑)

そして

人間関係は全て、鏡です♡鏡だと思うと、色んなことが見えてきます。

私自身も振り返ると、子どもとの関係性が悪かった時は、間違いなく自分が、凹んでる、怒ってる、疲れてる時でした。

子どもが悪いのは、私が悪いから? ではなく、

子どもの機嫌が悪いのは、私に何を教えてくれているのか?という目線です。子どもから何を学べるか?という目線です。

この学びはとても深く、難しいかもしれません。

だからこそ、私たちには、言語があります。対話をするのがいいですね。

そして私たちには、非言語を読み取る力もあります。元気がなさそうだなとか、今日は顔色がいいなとか。

難しい! と思ってしまった人は(笑)

良い悪いの評価を置いて、ただ子どもを観察してみましょう♡

必ず、素晴らしい発見があります💛

保証します💛

だって、誰もが素晴らしいから♪

そしてこの話は、

こどもだけでなく、部下も友人も家族も同じことです♪

人間関係は全て、体験を伴う尊い学びだから♡

あなたは今日、

どんな体験から、何を学びますか?

素晴らしい一日に感謝して、いつもありがとうございます。