母に子ども達が自立した時に、どう感じていたのか、聞いてみた。

 

我が家のような狭いマンションとは違い

一軒家で、独立した子ども部屋が3つあった。

3人の子どもが次々に独立し、3部屋も空き部屋がある家。

潔癖症の母は、誰もいない部屋でも掃除をしていたに違いない。

27歳で結婚して家を出たとき、母の気持ちなんて

想像したこともなかった。

私は、神経質な母が嫌いだったし

家を出て、伸び伸びした記憶しかない。

ファザコンだった私は、結婚してからも父とは

よく買い物に行ったり、出かけていた。

そんな時、母は決して来なかった。

思い返せば、結婚する前から、そうだった。

父とは同じスポーツクラブに通い、帰りによくランチもしていたけど

そこに母がいた記憶はない。

 

今ではすっかり仲のよい母娘になって

完全に忘れていたけど

私は、けっこう(-_-;) 相当(-_-;) 母が嫌いだったと

改めて気づく。

母との関係が変化したのは、父の死後だから

もう20年経つ。

 

まぁ、とにかく母に子ども達が自立した時の

心境を聞いてみた。

 

答えは、「なんともなかった」

 

私自身は娘の自立で泣いているのに(笑)

母はあっさりと

「片付いたって感じかな、

まだ手のかかるお父さんいたしねー」と。

 

そして私は

当たり前のことに気づく。

 

母娘だって、全然違う人間だ。

 

なのに私達は

何度でも勘違いする。

 

自分と誰かの感情を重ね合わせる。

全然違うのに。

 

今日、娘が講座のサポートに来た。

彼女は大学3年生の時から、

私のワークショップのサポートをしている。

私が彼女にサポートを依頼する理由は、

私とは全く異なる目線で

かつ

率直に詳細にコメントをするからだ。

私には決して言えない皆が妙に納得するようなことを

さらりと言う。

 

違うって、素晴らしいと思う。

有難いと思う。

一人一人違うから、存在する意味がある。

母娘だって全然違うのだから

家族以外が違うのも当然だ。

 

私達は分かっていても

いつも誰かと自分を比べる。

 

だから毎日自分に言おう。

だから毎日誰かに言おう。

 

違っていい。

比較もいらない。

全部ありだ。

そうして

毎日を笑って過ごそう💗

今日も素晴らしい日をありがとうございます♪