コミュニケーションが得意だと誤解されていますが(笑)

子どもの頃から、友達づくりは苦手でした。

 

何気ない会話ができず、

勉強もスポーツも簡単にこなしてしまう私を

「生意気だ」「出来ない人の気持ちなんて分からないでしょ」と言われ、疎外されることは多かった。

だから今だに、仲間外れにされている子どもには敏感だ。

例えそれが、映画のワンシーンであっても。

 

女子中高時代は特に苦労し、その頃スキーに夢中だったこともあり、冬の週末はいつも雪山、夏はオフトレの為にサーフィンに逃げていた。

スポーツの世界は会話が少なくて済むので、私にとっては楽だった。ただ黙々とトレーニングをすればいい。

社会人になったら、今度は仕事ができるとか出世が早いという理由で会社で孤立したこともある。公私は別という私のスタンスはなかなか日本企業には馴染まなかった。

 

幸い各社で孤立した人々の女性管理職のネットワークができ、本音で話せる友人はできたものの、自社における居心地の悪さはなかなか払拭できなかった。

 

なぜ、人は嘘ばかり言うのか?

なぜ、人によって言うことがコロコロ変わるのか?

なぜ、本音を言わないのか?

なかなか理解できず、色んなことを学んだ。

そして

嘘をついているのではなく

自分の本音が分からないだけだ。

顕在意識と潜在意識のGAPからくることも。

そしてそれは、無自覚であることを知りました。

 

だからこそ

人には深く問いかける必要であることを知りました。

もう20年以上も前になります。

 

そのお陰さまで、私は

質問、

問いかけが

とても得意です。

そしてそれが

今の仕事に驚く程、役に立っています。

 

もしも私に

人間関係に対する苦手意識がなければ

私は、これほど

人間の心理について探求しなかったでしょう。

 

もしも私が

相手の話をもっと簡単に理解できたら

私はこれほど

質問力がつかなかったでしょう。

 

もしも私が

どれだけチカラを尽くしても

適応障害や統合失調症を発症してしまう社員について

夜も寝れないほど悩まなければ

私はこれほど

執着を手放す力がつかなったでしょう。

 

苦しみ

悩み

挫折

自己否定

苦手意識等の

辛い体験は、必ず糧になります。

 

どうぞまだ

辛い体験の中にいる方も

それがいつか糧になるという事実を

忘れないでください。

必ずあなたにとっての

素晴らしい糧になります。