「固有の周波数」って(・・? の方が多かったので、
「全ての物質には、固有の周波数がある」ことを立証した物理学者のお話を書いてみます♪
周波数の解説ではなく、自分軸のビシッとした物理学者の人生のお話です(笑)
物理学者マックス・プランク博士
マックス・プランクは1858年4月23日ドイツに生まれ、音楽、特にピアノ演奏に得意な才能をもち、進路について、数学・音楽・古典語学等に悩んだ末、数学~熱力学に進み、後にベルリン大学教授となる。その後アメリカ・コロンビア大学と教員生活が長い学者。その彼の人生が凄まじい。。。。
1899年、プランク定数を発表。
1914年第一次世界大戦が勃発。
1918年、量子論によってノーベル物理学賞を受賞。
「プランク定数」等、彼が導いた結果は、後にアインシュタイン、ボーアなどによって確立された量子力学の基礎となったとして、彼は「量子学の父」と呼ばれている。
1933年以降、アドルフ・ヒトラーが政権をとり、ユダヤ人に対する迫害が始まる。
アインシュタインやシュレーディンガー(シュレーディンガー方程式の)も迫害・追放される。
1933年5月、なんとマックス氏はヒトラーに直接抗議を行ったが、事態は改善せず。
その後も彼は、亡命せずにドイツに留まった。
第二次世界大戦が始まり、
1944年のヒトラー暗殺計画に加担した次男は、翌年処刑され、自身も「国賊の父」とされた。
1945年には、ベルリン空襲で家を失った。
1946年、第二次世界大戦後、カイザー研究所の名誉総裁に就任。敗戦によって大打撃を受けた同協会の復興に尽力する
この時、彼を記念してカイザー研究所はマックス・プランク研究所と改名された。
1947年10月4日、死去 享年89歳。
彼が尽力した研究所は、現在までに33人のノーベル賞受賞者を輩出。
同研究所が運営する世界最先端の研究機関は、2019年5月現在で84に上る。
話は変わりますが💖
なぜ対立が起こるのか?
プランク博士の1932年の著書『科学はどこへ行くのか』の中で、彼は
「宗教と科学には真の対立はありえず」と書いています。
彼の89年という長い人生に、もしも、「ユダヤ人として迫害の人生」が無ければ
量子物理学は、もっと早く進化したことでしょう。
人類の歴史を振り返ると、やはり・・・吐き気を感じてしまう私です。
宗教には、本来、対立する必要はありません。
何を信じるかは、個人の選択だから。
ではなぜ?
人類史上、何度も、
そして現在も
宗教上の対立が存在するのでしょうか?
その理由は、支配。
でも長くなってしまったので、(笑) 支配については、別の記事に書きますね~♪
なかなか、「周波数」の話になりませんね(笑)
ちなみにマックス博士の持論が☟ 素敵なので💖抜粋して載せておきますね♪
1932年『科学はどこへ行くのか』マックス・プランク著
宗教と科学には真の対立はありえず、人間がその力を完全なバランスと調和💖を伴って発揮しようとすれば、自らの宗教的な部分を認識して伸ばさねばならず、このことは真面目で思慮深い人なら経験のあることだろう。「知識は推論からではなく、外界が存在し直接的な認識から得られる」という言葉をひきあいにして、理性だけではない直接的な認識の重要性を説明し、本質的には信仰に類似しているとし、科学には未知なるものへの探究心があり、真実への愛と、畏敬の念を深めるものであるが、形而上学的な欲求をかきたてることにおいて科学は宗教の代わりとはなりえない。