毎日書きたいことが多過ぎて、なかなか書けなかった ③子どもが嫌いでもいい💗第2子の続編です。

 

子ども嫌いで、治療しないと妊娠しないと言われていた私が、何故か、治療せずに第一子を妊娠。出産後、娘LOVEになり、娘に妹をと思ったら、男の子。親子共に重度の喘息になり、息子を愛せなかった話が続きます。

断乳が終わっても朝まで寝ない息子

 

息子は、母乳以外全く受け付けず、私がドンドン痩せていくのを、喘息の主治医が心配し、とにかく、早く断乳して、お母さんの体力回復が最優先と、10か月で断乳。

断乳しても、夜泣きは続き、結局、彼が朝まで連続睡眠をするようになったのは2歳4か月。

この2年4か月の間、私が思っていたことは、ただ一つ

  • 喘息で死なないように
  • そのためにも、寝たい

ただ、それだけ

何の余裕もなかった。

いつも意識が朦朧とし、

貧血で低血圧で低体温で、喘息で

倒れては、点滴をうっていた。

遂に私は

「微量の睡眠薬を入れたら、この子は寝るかしら」と思うようになり、

今振り返ると、本当に危なかった。

間違いなく、私は正常ではなかった。

助けてくれたのは、いつも娘

 

実母でもなく、義母でもなく、ママ友でもなく

1歳10か月しか違わない

小さな小さなお姉ちゃんが

いつも私を助けてくれた。

天使のような笑顔で。

 

どんなに弟が泣き叫び

お姉ちゃんを叩いても

大事なおもちゃをボロボロにしても

  • こうちゃんは、いいこだねー
  • こうちゃんは、可愛いねー

本当に可愛くて たまらない様子で繰り返す

そんな娘が可愛くて、素晴らしくて

頭が上がらなくて、毎日泣いた。

  • 私は、親として失格だ
  • 二人目を産んではいけなかった
  • 娘に申し訳ない
  • 息子に申し訳ない

離乳食は、お姉ちゃんから

 

離乳食を食べさせようとすると、スプーンだろうが、お椀だろうが、凄い勢いで払う。周囲に、ドロドロが飛び散る。

怒る気力もない私が、黙って床を拭いていると、娘が優しく話しかける声が聞こえる。

  • こうちゃんは、どれから食べたいのかな?
  • これかな?これなのね?
  • はーい、いいこだねぇ、こうちゃんは💗

見上げると、息子は笑顔で、お口を開けて、足をバタバタさせながら離乳食を食べている。

床に涙が、ぽたぽた落ちる。また、娘にすまないという気持ちが、こみあげてくる。

娘に、偉いねぇ、ありがとうねぇと言うと

輝く笑顔で

だって💗ママが、まりにしてくれたもの

そこでまた落ち込む。

どうして、娘に出来て、息子には出来ないのか。

後追いも、お姉ちゃん

息子はとにかく、お姉ちゃんが大好きで、姿が見えないと、直ぐに泣いた。

お姉ちゃんがトイレ行くと、後追いする。泣きながら、廊下をハイハイして、トイレの前に行くと、お姉ちゃんは、必ず、ドアを開ける。

  • 大丈夫だよ~
  • ここにいるよ、入りたいの?

息子はトイレに入り、直ぐに泣き止む。トイレの中から、聞こえる、楽しそうな声に、私は、また泣きたくなる。

そんな毎日がずっと続いた。

初めて歩いたのも、お姉ちゃんに向かって

 

忘れもしない、ベランダで洗濯を干していたある日

娘が興奮した声で

「ママ、早くきて、こうちゃんが歩いた!」

慌てて中に入ると、息子は必死になって歩こうとしている。

その目の先にあるのは、お姉ちゃんだけ。

お姉ちゃんは両手を広げて

凄いね、歩けるのね、ココまで来れるよ💗

私は蚊帳の外だった。

お姉ちゃんが幼稚園入園💦

 

産まれてから、ずっとお姉ちゃんと一緒だった弟は号泣。毎日、マンションの玄関に座り、ドアを叩き続け、泣いた。

お迎えの時間がきて

「まりちゃんのとこ、行こうね」と言うまで  泣き止まない。

お姉ちゃんに合うと、別人のように元気になり、公園で遊ぶ弟。

私と遊ぶようになるまで

本当にほんとうに

時間が かかったなぁ。

今、振り返ると

 

息子には申し訳ないけど、なぜ、あんなに愛せなかったのか、分からない。

でも

恐らく、あらゆる意味で、不健康だったからだと思う。

喘息は常に 死を意識してしまう病気だし

実際、

友人で喘息のコが、その時期に二人、亡くなっている。

慢性的な寝不足と栄養不良と重い病気

重いのが重なると 意識を変える事すら

人は気づけなない。

 

≪まとめ≫

  • 子ども嫌いでも、子ども好きに変ることもある
  • 子ども好きでも、不健康が過ぎると、子ども嫌いにも
  • だから、元気でいることが大事という、当たり前の話(笑)

そしてね、結局

人生「なんでもあり」なのです。

失敗も成功もないのです。

全ては、尊い体験。そのために産まれたきた。

それだけは、

あらゆる人に共通なのです💕

どうぞ、体験を楽しめる

健康なカラダとココロの維持を忘れずにね♪