12月の東京、マンションのベランダで ハイビスカスの蕾が5つ

懸命に花を咲かせようとしている。

その命の姿に 感動する。

5つの蕾は、全て 東の方角を向いている、朝日を求めて。

この季節外れの蕾に 私ができることは少ない。

水をあげ、少しでも朝のあたる場所に鉢植えを移動し

そのチカラを 信じることぐらいしかない。

 

でも

もしも私が

この蕾に気付かなかったら?

水をあげなかったら?

花を咲かせる可能性は 極めて低くなるだろう。

ベランダに置かれた鉢植えには 水が与えられないから。

 

あなたは自分の蕾に気づいていますか?

 

誰もが 季節外れのハイビスカスのように

奇跡の蕾をもっている。

でも、それに気づかなければ

その花は 決して咲かない。

どうなるか?

悲しいことに

蕾のまま、ポトリと落ちる。

花咲くことなく。

とても 切ないこと。

あなたが種をまき

ちゃんと芽を出し

長い年月をかけて 成長し

ようやく蕾をもったのに

気づかないまま ポトリと落ちる。

そんな蕾を沢山見てきた。

その蕾の持ち主は 最後に皆

同じことを言う。

  • 結局 私は変れない
  • やっぱり 私には無理

そのセリフとともに 可能性という蕾が ポトリと音を立てて 落ちるのが見える。

でも

それは その持ち主には見えない。

見えないから 落としてしまう。

だから

私にできることは

自分の蕾 可能性に気づいてくださいと

繰り返すことだけ。

 

あなたは 無限の可能性だらけなのです。

あたが 今 出来ていないことで

あなたが やりたいことは

全てが貴方の

  • これから やること
  • =これから できること
  • =無限の可能性なのです

だから

  • 自分の蕾を見つけて
  • 自分の可能性を認めて
  • 奇跡が始まるその前に、歩みを止めない
  • 蕾が開くその前に、蕾から眼を逸らさない

どうか

どんな小さな芽でも

小さな可能性でも

それが もしもあなたの

大切なものなら

見逃さずに

大切に守り続けてほしい。

自分の蕾を

守ることが出来る人は

あなたしか いないから。

私にできることは

あなたを全力で信じることだけ。

いつでも

どんな状況でも

それは変らない。

 

あなたが 自分を信じられるようになるまで

あなたの分まで

あなたを信じています。

だって

私達は 守られているから。